和歌山某所 2022.5.28
和歌山某所。
そう聞けば僕は一つしか思いつかない。
ただ今回はまた別の場所。
知ってはいたが行ったことはなかった。
この時期に行くところではないが。
無理を言わせてもらった。
とーまさんの案内でみなこさんと三人で。
今回は三課題だけ。
そう決めていた。
楽しくなってやりすぎるとまた怪我をする。
同時に今はインスタを頑張ると決めている。
収支インスタのネタ撮影をしながら岩を楽しむのもいい。

上がるテンション。
綺麗な緑から一気に開放的な青が目に飛び込んでくる。
最高のアプローチへの入り口。
だがやはりこの季節ではなかった。

灼熱の太陽にやかれながら。
結構な道を歩いた。
久しぶりの岩としてはかなり膝にきた。

ただ絶景と途中に点在する岩の規模はかなりものだった。
それだけでこの岩場のポテンシャルが大きいことがわかる。
触ってはいないが、看板課題も文句なしの格好よさだった。

そんな中まずはとーまさん初登の無題を触った。
四級設定のその課題を四級らしくないムーヴで登った。

海を背景に入れて写真を撮るのがおすすめ。
まだホールドは安定しておらず。

みなこさんは初のホールドブレイクを経験。
取り付くなら注意されたし。

二課題目は『Deja Vu』三級。
高さも程よくあり、登った後が気持ち良すぎる。
顔にあたる風も最高。
海ボルはこれが欠かせない。

というかこの為に海で岩を登る。
スタートに苦戦はしたが、なんとか登った。
リップ出しは色々と過去のしびれる瞬間を少し彷彿させるものがあった。
二課題でほぼ出し尽くしていた。
というかアプローチと日差しが身体にかなり響いていた。

ただ最後の課題は明らかに得意系。
『VOODOO KINGDOM』二級。
初手後のトゥがうまくできるかが核心。
ドガバにそのまま飛び出す。

ガバすぎて崩壊が頭をよぎるのも海ボルの醍醐味。
無事オンサイトだった。
みなこさんはトゥが鬼門。
また完全復帰してからいい時期にきたい。
そう強く思った。