外岩

日本狼。

瓢 2022.7.2〜7.3

梅雨が明けた。
本当に一瞬の梅雨だった。

そして今年の気温は異状。
6月からこの灼熱で夏はどうすれば良いのか。

今回はお泊まり岩。
久しぶりすぎて何を持っていいかわからない。

出発は3:00。
さいちゃんとみゆきちゃんを迎えに行った。

泊まりというだけで少し余裕がある。
着いたのは7:30ごろ。

この時点でもう暑い。
ノート上でももちろん誰もきていない。

今の時期は全く撃てないのだろうか。
アプローチの入り口は、青々と茂りすぎて。
一瞬目を疑った。

テクテク進むと懐かしい岩の顔ぶれにテンションが上がった。
初めてきた時思った。
ここがディズニーランドかと。

とりあえずアップでとUFO岩。
四年前に登った課題。

流石に再登できると思ったが。
敗退。

さいちゃんはサクッと。
みゆきちゃんは撃っては修正を繰り返し完登。
スタミナありすぎ。

帰って自分のYoutubeを見直したらとんでもないムーヴを繰り出していた。
こいつまじかと口ずさんでいた。

ジリジリ日向も近づき、日陰の山側に入った。
まずはマジック・トリック岩。

面白い垂壁。
格好いい写真も撮りやすい。

しかし全く登り込んでいない垂壁カチが持てるわけもなく。
隣面の『おしめり』四級。

これが結構面白かった。
限定されたリップを触りたすぎる自分との葛藤。

そして隣のびびり岩へ。
迫力がすごい。

しっかり割れているが明らかに持てない中間部。
『呼魂』一級。

チャレンジしたが登れず。
さいちゃんはあと一手が出ず。

隣の『びびり』四級を登った。
びびりはないが、普通に保持力もどしていつかリベンジしよう。

その後はみゆきちゃんのバックドロップを観戦していたら記憶を失った(寝た)。
そしてオオスズメバチの出現で叩き起こされた。

この昼までの間でオオスズメバチ二匹。
その他の蜂は10回以上遭遇した。

みんなこの時期に来ない理由の一つだろう。
一度山から撤退。
灼熱にさらされた身体を冷やしにかき氷を食べに行った。

【&カフェ】
この辺りは街の景観も風情があって町おこしにも力が入っているようだった。
食したラム山。
かき氷内にもアイスが入っている。緑山も最高に美味かった。

そのまま【美濃観光ホテル】にチェックイン。
部屋を冷やすのにもかなりの時間を要したことからも最近の気温が異常なことがわかる。

ダラダラしながら指のケアをしてから近くの焼肉屋に向かった。
ホルモン牛タンカルビ専門店【ほるたん屋】
かなり混んでいたので早めに行くのが吉。
壺ホルモンがおすすめ。

腹も満たしホテルへ休みに戻った。
今回は一つ目的があった。

ナイトクライミングだ。
もともとあまり経験がない上、この時期はどうか。

まず話しておきたいのが動物の多さ。
このナイトの山入りだけで。
狐、鹿、猪、狸、穴熊を見かけた。

みゆきちゃんだけオオカミを目撃したと言っていたが。
おそらくかなり疲れていたのだろう。

夜は蛾やカブトムシに会えた。
動物だけでなく虫たちも昼と総入れ替え。

取り付いたのは枕岩。
みゆきちゃんはだいぶ撃っていたが、メンズ二名は指痛すぎてほぼ撃たず。

その後はUFO岩で『宇宙2』三級と『ナメック星人』初段を再登した。
星空の撮影を3人で楽しんだ。

結局帰ったのは2時。
そして起床は5:30。

1時間後にはもうホテルを後にしていた。
ということで朝活の入山。

向かったのはミニハイカラ岩。
人気の出るだけの理由がその形状に現れていた。

かぶりでジムチックな課題を楽しめる。
登ったのは『KIWA』一級。

今回指の余裕もなかったのでyoutubeを見ていたのでサクッと登れた。
ただ登った瞬間にかなりの大粒の雨が降り注いぎ始めた。

全く止みそうになかったのでそのまま撤退。
山には30分ほどしかいられなかった。
貴重なナイトクライミングができて本当によかった。

-外岩,